大学受験を受けるものならほとんどの人が受ける、センター試験そのものの対策についていおう。これは、まさに練習のみである。そして、その練習が確実に結果となってはねかえってくるのである。とにかく、センターのような多肢選択式試験の対策は、“慣れ”しかないのだ。いくら参考書を読んでも、問題を数こなしている人間には絶対に勝てないのだ。ボクが受けた医師国家試験も多肢選択だった。これは五択で、「次のうち××の症状にあたるのはどれか」みたいな設問が出される。そして〈a…1、3、4のみ。b…1、2のみ。c…2、3のみ。d…4のみ。e…1〜4のすべて〉というような五つの肢の中から正解を選ぶ。この肢の場合、1が間違いなら答えはcかdになるし、2が誤りならaかdになる。このようにキーとなる事柄をつかめば、覚えなくてはいけない量は減る。このように、コツさえつかんでしまえば、膨大な参考書など読まずとも合格水準に達するのだ。だからこの医師国家試験についても、とにかく問題集をやっていく方が、ずっと理解が早かった。それに試験と結びついた形で知識が整理されていくわけだから、試験に強くなる。しょせん、多肢選択の出題では、出題のバリエーションはかぎられてくる。制限時間内に選んでいく場合、知っている肢が一つでもあれば、考える量も減っていく。多肢選択の場合、とにかく慣れが必勝法なのだ。